第二回ボランティアバスツアーを実施しました。

2015年12月13日(日)曇

 

第二回目のボランティアバスツアーを実施しました。

主に首都圏から20名の方々が参加してくださいました。

 

今回は、綿摘み、そして被災地の現況を知っていただくスタディツアーです。

語り部には被災者でもある、人見じゅんこさんにお願いしました。

 

津波被害で壊滅的被害を受け、当時は建物の枠組みしか残されていなかった「道の駅よつくら港」や、大熊町、そしてJビレッジ周辺を訪問しました。富岡町の状況も見学しましたが、まだ富岡駅周辺は立ち入り禁止で入れませんでした。

 

参加者の感想では、「この光景をだれかに伝えなければ」「一瞬にして生活の場がなくなってしまったということが胸に迫るものがあった」「人間がいかに自分の力を過信してきたか感じた」など実際の光景を目の当たりにして、強く心に刻まれたようでした。

 

ふくしまはまだまだ復旧、復興途中です。現状を知ることによって、今我々に何ができるのか考えさせられます。まずはふくしまを訪問し続けること。それが我々の第一歩!!

 

第三回目のボラバスを来春に予定しております。皆さんのご参加をお待ちしております。

 

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    浅野 弘 (水曜日, 23 12月 2015 21:48)

    震災当時は運送会社に勤務しており、被災直後の被災地を訪問しました。津波の被害はテレビでは見ていたものの、実際に現地を見ると、その生々しさに呼吸が出来ないような感じがしました。
    その時には原発エリアは通行禁止で、どうなってしまっているのか何も確認できず、平に帰って自衛隊キャンプで放射線量を測定してもらいました。
    今回、綿摘みの経験と共に、第一原発近くの富岡町まで現状の見学をさせていただきました。ここでは私の感想をあえて書きません。多くの方々に福島原発被害地への関心を持っていただき、ご自身の目で今の状況を確認してもらいたい、と心から願っております。